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文字起こしアプリ5種を正直に比較 — クラウド型とローカル型の選び方
文字起こしツールは「どれが一番良いか」ではなく、「自分の使い方にどの方式が合うか」で選ぶものです。この記事では日本でよく使われる5種を、開発者の立場から——自社が勝てない項目も含めて——比較します。
本記事はWhisperHUB(ローカル型)の開発者によるもので、中立の第三者レビューではありません。各サービスの仕様は2026年7月時点の公開情報に基づく概要です。料金・プランの詳細は変わるため、最新の内容は必ず各公式サイトでご確認ください。
5種の顔ぶれと立ち位置
- Notta — クラウド型の代表格。スマホ・Web・チーム共有まで揃う総合型。リアルタイム文字起こしやWeb会議連携が強み。
- PLAUD NOTE — 録音専用のカード型デバイス+クラウドAIの組み合わせ。スマホに貼り付けて通話や対面の録音を逃さず、AI要約まで自動化するハードウェア一体型。録音後にまとめて処理する後処理型で、リアルタイム文字起こしには対応しません。
- LINE WORKS AiNote — LINE WORKS系のクラウド型AI議事録。個人向けに人気だったCLOVA Noteは2025年7月にサービスを終了しており、その後継にあたるのがこのサービスです。無料枠や個人向けプランもありますが、共有・権限管理を備えたチーム利用が本領の立ち位置です。
- Rimo Voice — 日本語に注力したクラウド型。ファイルアップロード・リアルタイム文字起こし・Web会議ボットに対応し、上位プランには文字起こし無制限もあります。
- WhisperHUB — 本記事の筆者が開発するローカル型。処理をPC内で完結させ、音声を外部に送信しない。時間無制限の定額制。
比較表 — 方式・上限・料金体系
| 項目 | Notta | PLAUD NOTE | LINE WORKS AiNote | Rimo Voice | WhisperHUB |
|---|---|---|---|---|---|
| 処理方式 | クラウドが基本(※) | クラウド(録音は専用機・後処理型) | クラウド | クラウド | ローカル(PC内) |
| 音声の外部送信 | 通常モードはあり(※) | あり | あり | あり | なし |
| 時間の上限 | プランごとに上限(最上位は月間無制限・1回5時間) | プランごとに上限(上位は1日24時間まで) | プランごとに月間上限・1回の長さ制限あり | プランごとに上限(上位は無制限) | 無制限・1回の制限なし |
| 料金体系 | 月額制(無料枠あり) | デバイス購入+プラン | 月額制(無料枠〜法人プラン) | 月額制 | 定額(月/年/買い切り) |
| 専用録音デバイス | あり(Notta Memo) | あり(通話・対面に強い) | なし | なし | 不要 |
| スマホアプリ | あり | あり | あり | あり | なし(PC専用) |
| オフライン利用 | 原則不可(※) | 録音のみ可(処理は要通信) | 不可 | 不可 | 可(処理まで) |
| チーム共有・リアルタイム | 強い(リアルタイム対応) | 共有可・リアルタイム非対応 | 共有・権限管理に対応 | 共有・リアルタイム対応 | なし |
※Nottaのデスクトップ版有料プランには、端末内で処理する「Privacy Mode」も用意されています(クラウド同期・共有・リアルタイム等に制限あり・2026年7月時点)。該当プランを検討する場合は公式の最新情報をご確認ください。
ご覧のとおり、5種のうち4種はクラウド型で、本当の分かれ目は「クラウドの中でどれを選ぶか」より「クラウドかローカルか」です。クラウド4種の中の違い(スマホの充実度・専用デバイス・リアルタイム対応・チーム機能)は使い方の好みですが、方式の違いは要件の問題だからです。
「この人はこれ」の早見
- スマホ中心・チームで議事録を共有 → Notta。総合力は現状クラウド型で頭ひとつ抜けています(Nottaとの詳細比較はこちら)。
- チームの議事録を共有・権限管理まで含めて → LINE WORKS AiNote。LINE WORKSを使う職場ならそのまま乗せられます(無料枠・個人プランもあり)。
- 録音そのものを逃したくない・通話や外出先の会話が中心 → PLAUD NOTE。専用デバイスならではの「録り逃さない」体験が売りです。ただし処理はクラウドなので、機密要件がある録音には不向きです。
- 日本語のクラウド型をリアルタイム含めて幅広く → Rimo Voice。上位プランの文字起こし無制限まで段階があります。
- 録音を外部に出せない・月の使用量が多い → WhisperHUB。機密性(外に出せない録音)と使用量(料金の分岐点)のどちらかが当てはまるなら、ローカル型が構造的に合います。
迷ったら、この1つの質問
「この録音、取引先や参加者の前で『クラウドにアップロードします』と言えるか?」
言えるなら、クラウド4種から使い勝手で選んでください。スマホ対応もリアルタイム共有も、クラウド型の方が充実しています。言えない録音が月に1本でもあるなら、その1本のためにローカル型を持っておく価値があります。機密は「たまにしか来ないが、来たときに困る」ものだからです。
「言えない録音」がある方は、14日試してください
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