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Nottaの代替を探している人へ — 「ローカル文字起こし」という選択肢

公開: 2026-07-18 ・ 執筆: WhisperHUB開発者

クラウド型の文字起こしサービスからの乗り換え先を探しているなら、「音声をアップロードしない」タイプも候補に入れてみてください。この記事は、ローカル文字起こしアプリ WhisperHUB の開発者が、クラウド型が向くケースも含めて誠実に比較する記事です。

文字起こしをアップロードしないという選択 — クラウド型からの乗り換えガイド
本記事は WhisperHUB(ローカル文字起こしアプリ)の開発者が書いています。中立の第三者レビューではありませんが、その分「どういう人には向かないか」まで正直に書きます。Nottaの料金・仕様は2026年7月時点の情報です。最新の内容はNotta公式の料金ページでご確認ください。

Nottaの代替が検索される、3つの理由

「Notta 代替」と検索する方の悩みは、だいたい次の3つに集約されます。

  1. 音声を社外のサーバーに上げられない。 取材音源、顧客との打ち合わせ、研究インタビュー、法律相談——。内容が機密であるほど、「録音ファイルをクラウドにアップロードする」こと自体が、社内規程や職業倫理・契約上のNGに引っかかります。サービス側のセキュリティが十分でも、「そもそも外に出してよいのか」という問題は残ります。
  2. 月の文字起こし時間に上限がある。 Nottaのプレミアムプランは月1,800分(30時間)まで・1回5時間までという上限があります(2026年7月時点)。 週に何本もインタビューを回すライターや、数時間の会議を毎日録る職場では、月の後半に「残り時間」を気にしながら使うことになります。
  3. 使うほど料金が上がる。 時間上限を超えるにはプラン変更や追加購入が必要で、たくさん使う人ほど割高になります。「毎月ほぼ固定でヘビーに使う」なら、従量的な仕組みそのものが合っていない可能性があります。

この3つのうち1つでも当てはまるなら、ローカル型は検討する価値があります。逆に3つとも当てはまらないなら、クラウド型のままでよいと思います(理由は後述します)。

「ローカル文字起こし」とは何か

ローカル文字起こしとは、音声の処理をすべてお使いのPCの中で完結させる方式です。クラウド型が「音声をサーバーに送信 → サーバーで文字起こし → 結果を受信」という流れなのに対し、ローカル型は録音ファイルが1秒もPCの外に出ません。

クラウド型とローカル型の仕組みの違い。クラウド型は音声データを事業者のサーバーに送信するが、ローカル型はPCの中だけで処理が完結する
クラウド型とローカル型の違い。ローカル型は録音がインターネットを経由しません

これを可能にしたのが、OpenAIが公開した音声認識モデル Whisper です。かつて「高精度な文字起こし=クラウドの計算力が必須」でしたが、現在は普通のノートPCでも実用的な精度・速度でWhisperを動かせるようになりました。WhisperHUBはこのWhisperを、インストールするだけで使える形にしたアプリです。

WhisperHUBのホーム画面。ボイスメモ・アップロード・Web会議・URLから文字起こしの4つの入口が並ぶ
WhisperHUBのホーム画面。ファイルをドロップするだけで、PCの中だけで文字起こしが走ります
ローカルであることの副産物: 外に送らないので、機密が守れるだけでなく「Wi-Fiを切った状態でも文字起こしできる」「サーバー混雑や障害の影響を受けない」「時間無制限にできる(自分のPCが処理するので、サービス側に従量コストが発生しない)」という特徴がついてきます。

NottaとWhisperHUBの機能比較

両者は「文字起こし」という同じゴールに対して、設計思想がほぼ真逆のプロダクトです。どちらが優れているかではなく、どちらが自分の使い方に合うかで選んでください。

項目WhisperHUB(ローカル型)Notta(クラウド型)
音声の扱いPCの外に出ないクラウドにアップロードして処理
文字起こし時間無制限・1回の制限なしプランごとに月間上限(最上位は月無制限・1回5時間まで)
オフライン利用可(Wi-Fiオフでも動作)不可(通信必須)
話者分離対応(ローカル処理)対応
AI要約対応(ローカルLLM同梱)対応(クラウド)
スマホアプリなし(PC専用)あり(iOS/Android)
リアルタイム共有・チーム連携なしあり
処理速度PCの性能に依存端末性能に依存しない
対応環境macOS(Apple Silicon)/ WindowsWeb/アプリで幅広い

※公平のための補足: Nottaのデスクトップ版有料プランには、端末内で処理する「Privacy Mode」も用意されています(クラウド同期・チーム共有・リアルタイム等に制限あり・2026年7月時点)。機密対応をNotta内で完結させたい方は、公式の最新仕様をご確認ください。本記事の表は通常モード同士の比較です。

表のとおり、「機密性・使用量・オフライン」ならWhisperHUB、「スマホ・チーム・端末を選ばない手軽さ」ならNottaです。Nottaが弱いのではなく、クラウド型だからこそできることがNotta側に、ローカル型だからこそできることがWhisperHUB側に並んでいるだけです。

料金の実費比較 — 「月何時間使うか」で決まる

2026年7月時点の料金です。

プラン料金制限
Notta プレミアム(月払い)¥1,980/月月1,800分まで・1回5時間まで
Notta プレミアム(年払い)実質¥1,185/月(¥14,220/年)月1,800分まで・1回5時間まで
WhisperHUB 月額¥980/月時間無制限・1回の長さ制限なし
WhisperHUB 年額実質¥650/月(¥7,800/年)時間無制限・1回の長さ制限なし
WhisperHUB 買い切り¥24,800(一回払い)時間無制限・サブスク不要
年間コストの比較グラフ。Nottaプレミアム年払いは14,220円(月1,800分まで)、WhisperHUB年額は7,800円(時間無制限)で、年6,420円の差
年払い同士の比較。金額の差に加えて、時間制限の有無が構造的な違いです

年払い同士で比べると、WhisperHUB(¥7,800/年)はNottaプレミアム(¥14,220/年)の約55%の価格で、時間は無制限です。買い切り¥24,800は、Notta年払い約1.7年分で回収できる計算になります。

ただし公平のために書くと、月に数時間しか文字起こししないなら、Nottaの無料プランや安価な使い方で足りる可能性があります。料金差が効いてくるのは「毎月コンスタントに、上限を気にする程度には使う」人からです。2時間の会議でも、10時間分のインタビュー音源をまとめて処理する月でも、料金が変わらないのがローカル型の構造的な強みです。

正直な結論 — こういう人はNottaのままでいい

先に「向かない人」から書きます。

逆に、次のいずれかに当てはまるなら、WhisperHUBが合う可能性が高いです。

乗り換え前に知っておくべき注意点

  1. 初回にモデルのダウンロードが必要です。 文字起こし用のAIモデル(数百MB〜数GB)を最初に一度だけダウンロードします。2回目以降は不要で、以後はオフラインでも動きます。
  2. 処理速度はPCの性能に依存します。 特にApple SiliconのMacでは高速に動作しますが、環境によって差があります。だからこそ、購入前に14日間の無料トライアル(登録・カード不要)で、実際の録音を使って確認してください。
  3. ライセンス認証のみ、30日に1回のオンライン確認が必要です。 文字起こし自体は完全オフラインで動きますが、認証確認の通信だけは発生します(音声や文字起こし内容は送信されません)。
  4. 過去データの移行は手動です。 Notta上の過去の文字起こしはテキストとして書き出し、必要なものを手元に保存してから解約するのがおすすめです。

まずは、実際の録音で14日試してください

アカウント登録もクレジットカードも不要。ダウンロードして開けば、その場でトライアルが始まります。
音声は1秒も外に出ません。

WhisperHUBを無料で試す

14日間無料・全機能・macOS(Apple Silicon)/ Windows対応

開発

WhisperHUB開発者「アップロードしない、無制限の文字起こし。」を個人開発しています。機密音声を扱う方が安心して使える道具を目指しています。

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