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解説

2時間の会議録音、文字起こしにどれくらいかかる? — 時間を決める4つの要素

公開: 2026-07-19 ・ 執筆: WhisperHUB開発者

ローカル文字起こしを検討する人が最初に気にするのが処理時間です。正直な答えは「あなたのPCによる」なのですが、それでは記事になりません。何が時間を決めるのかを分解すれば、自分の環境での見積もり方がわかります。

2時間の録音、何分で文字になる? — 文字起こしの時間を決める4つの要素
クラウド型と違い、ローカル型の速度は機種ごとに差があります。この記事では誇張した「◯倍速!」の類は書きません。確実なのは自分のPCでの実測で、その方法も最後に紹介します。

要素1: PCの性能(最大の変数)

ローカル文字起こしは音声認識の計算をPCが実行するため、チップの性能がそのまま速度になります。

要素2: モデルのサイズ(精度との交換)

Whisper系のモデルは複数サイズがあり、大きいほど高精度・低速、小さいほど高速・低精度です。WhisperHUBでは145MBの軽量モデルから約1GBの高精度モデルまで選べます。

モデルの傾向向いている用途
小さいモデル(Tiny/Base級)とにかく速く概要を掴みたい・議事メモの下書き
中間(Small級)速度と精度のバランス重視の日常使い
大きいモデル(Large級)原稿・逐語録など、修正の手間を減らしたい本番用途

おすすめの運用は「本番はLarge級に固定し、急ぎのときだけ小さいモデルに切り替える」です。修正時間まで含めた合計では、高精度モデルの方が速いことがよくあります。

要素3: 音声の中身(無音と話者分離)

要素4: 初回だけの準備時間

「思ったより遅い?」の正体が、実は初回限定の準備であることがよくあります。

  1. モデルのダウンロード(初回のみ)。 145MB〜約1GBを一度だけ取得します。回線次第で数分です。
  2. モデルの初期化(初回のみ)。 特にMacでは、モデルをNeural Engine向けに最適化する処理が初回だけ走り、数十秒待つことがあります。2回目以降はほぼ一瞬です。「初期化中…」で止まって見えても故障ではありません。

自分の環境で見積もる方法

カタログ値より確実な方法があります。10分の録音を1本、実際に処理してみることです。

  1. 手持ちの録音から10分程度のものを選ぶ(なければ2時間の録音でそのまま計ってもOK)。
  2. 普段使う予定のモデル・話者分離設定で文字起こしし、所要時間を計る。
  3. 「録音10分あたり◯分」がわかれば、あとは掛け算です。2時間の会議なら12倍してください。
10分の録音の実測が…2時間の録音の目安体感
1分だった場合約12分コーヒーを淹れている間に終わる
3分だった場合約36分昼休みの間に終わる
6分だった場合約72分別作業の裏で回す使い方に
10分以上だった場合録音時間と同等以上モデルを軽くするか、PC性能の見直しを

※上の表は換算の考え方です。実測1回でこの表のどの行に当てはまるかがわかります。

WhisperHUBの無料トライアルは登録不要で全機能が使えるので、この実測がそのまま購入判断の材料になります。自力でWhisperを動かして測ってみたい方は Whisperをそのまま使う vs アプリで使う もどうぞ。

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開発

WhisperHUB開発者「アップロードしない、無制限の文字起こし。」を個人開発しています。機密音声を扱う方が安心して使える道具を目指しています。

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