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Wordの音声入力(ディクテーション)で議事録は作れるか
Microsoft 365を契約しているなら、Wordには追加費用ゼロの音声機能がすでに入っています。「まずは手持ちのWordで」と考えるのは正しい順序です。どこまで行けて、どこで足りなくなるかを整理します。
Word側の機能名・提供条件(プラン・言語対応)は変更されることがあります。2026年7月時点の一般的な情報のため、詳細はMicrosoft公式のサポートページでご確認ください。
Wordの音声機能は2種類ある
- ディクテーション(音声入力)。 マイクに向かって話すと、その場で文字がWordに入力されます。「書く代わりに喋る」機能で、リアルタイム専用です。
- トランスクリプト(文字起こし)。 Web版Word(およびWindowsデスクトップ版の法人テナント)で、その場の録音や録音済みファイルを文字起こしする機能です。話者を自動識別して「Speaker 1」「Speaker 2」といったラベルを付け、タイムスタンプから該当箇所の音声を再生(最大2倍速)できます。議事録用途に十分近い機能ですが、音声はMicrosoftのクラウドで処理され(録音はOneDriveに保存・インターネット接続必須)、アップロード転写には月間上限(Microsoft 365は月300分、Copilotライセンスは月30,000分)があります。
Wordで十分なケース
- 自分のメモを声で書きたい — ディクテーションの本来の用途です。専用ツールは不要です。
- 短い録音をたまに文字にしたい — トランスクリプトが契約プランの上限内で足りるなら、追加投資の理由はありません。
- すでに365契約があり、まず試したい — 正しい第一歩です。足りない点が見えてから専用ツールを検討すれば十分です(無料手段の全リスト)。
足りなくなる5つの場面
| 場面 | Wordの音声機能 | 専用ツール(WhisperHUB) |
|---|---|---|
| 長時間の会議録音 | プランごとに月間上限あり | ローカル処理は月間上限なし |
| 話者分離 | 対応(Speaker 1等のラベル) | 対応・人数指定可 |
| 機密音声の扱い | クラウド処理・OneDrive保存(規程の確認要) | ローカル処理はPC内で完結・送信なし |
| 音声を聞きながらの校正 | タイムスタンプから再生可 | タイムスタンプから再生可 |
| オフライン利用 | トランスクリプトは不可 | ローカル処理は可 |
要するにWordのトランスクリプトは議事録用途でも十分実用的な機能です。ただし議事録・取材・研究の基盤として使うと、月間の時間上限・オフライン不可・機密性(クラウド処理・OneDrive保存)の3点で突き当たります(社外秘録音の扱い方)。
結論
「Wordで足りるかも」と思っているなら、まずWordで試すのが正解です。そのうえで、月の上限に当たった・オフラインで使いたい・外に出せない録音がある——のどれかが起きたら、それが専用ツールへの切り替えラインです。文字起こし後の清書・整形は引き続きWordの得意分野なので、「起こすのは専用ツール、仕上げるのはWord」という分担が実務的です(整形の型は議事録への整形術へ)。
Wordで足りなかったら、7日試してください
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ローカル文字起こしでは、音声を外部サーバーへ送信しません。
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