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文字起こしの精度を左右する録音のコツ — 会議録音の実践編

公開: 2026-07-19 ・ 更新: 2026-07-21 ・ 執筆: WhisperHUB開発者

文字起こしの精度に不満があるとき、多くの人はAI側(モデルやアプリ)を疑います。でも開発者として言うと、改善の余地が一番大きいのはたいてい録音側です。マイクを10cm動かす方が、モデルを替えるより効きます。
※「8割」「10cm」は測定値ではなく開発・サポートでの経験則です。効果は環境によって変わります。

精度を左右するのは録音。文字起こしのための会議録音のコツ

精度を決める3要素

  1. マイクと口の距離。 音声認識にとって最重要の変数です。距離が2倍になると、声は環境音に埋もれて急激に不明瞭になります。「マイクを話者に近づける」だけで、体感できるレベルで精度が変わります。
  2. 環境音。 空調・道路・カフェのBGM・キーボード音。人間の耳は無意識にフィルタしますが、録音にはすべて入ります。特にBGM(音楽)は大敵で、歌詞が文字起こしに混入することもあります。
  3. 発話の重なり。 2人が同時に話した区間は、どんなAIでも原理的に苦手です。これは機材でなく会議の進行の問題で、「一人ずつ話す」文化が最強の精度対策です。

シーン別・ベストな録り方

シーンベストな録り方
2人の対面(取材・1on1)2人の間、口から30〜50cmにレコーダー/スマホを置く。テーブルの布・ハンカチの上に置くと振動音が減る
4〜8人の会議室テーブル中央に置く。声の小さい人の近くに寄せるのがコツ。広い部屋では2台録りも有効
Web会議各自ヘッドセット+録画/録音機能。スピーカー出力をマイクで拾い直すのは最悪の構成
講演・セミナースピーカー(拡声)の近くか、演者の卓上。客席後方は残響で精度が落ちる
屋外・移動中風防(モフモフ)必須。無理ならスマホを風下に、口元へ近づけて

やりがちなNG集

録音前30秒チェックリスト

  1. 録音の許可・告知をしたか(相手がいる場合は必須)。
  2. マイクは話者の近くか(迷ったら「一番声が小さい人の近く」)。
  3. BGM・空調は消せるか(消せる雑音は録音前に消す)。
  4. 電池・空き容量はあるか(長会議の後半が録れていない事故は定番です)。
  5. 10秒試し録りして再生したか(このひと手間が全てを守ります)。
よく録れた音源は、話者分離の精度も上がり(仕組み)、校正時間も減ります(校正を速くする技術)。録音への投資は、後工程すべてに複利で効きます。

録音を変えたら、精度の変化を確かめてください

アカウント登録もクレジットカードも不要。同じ会議を「今まで通り」と「コツ適用後」で録り比べると、差は一目瞭然です。

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開発

WhisperHUB開発者「アップロードしない、無制限の文字起こし。」を個人開発しています。機密音声を扱う方が安心して使える道具を目指しています。マイク位置の話は、サポートで一番よく案内する内容です。

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