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検証

M1 Mac miniで11.2分音源を実測 — 2時間換算なら約17.5分

公開: 2026-07-20 ・ 更新: 2026-07-20 ・ 執筆: WhisperHUB開発者

ローカル文字起こしの処理時間は「あなたのPCによる」——正直ですが漠然とした答えです。そこであえて最安級のApple Silicon、M1 Mac mini(2020年発売)で実測しました。5年前の一番安いMacでどこまで動くのか。測定条件を全開示し、数字をそのまま載せます。

11.2分の音源を実測、2時間換算で約17.5分。M1 Mac miniのローカル文字起こし速度
この記事は時間を決める4つの要素(理論編)の実測版です。低スペックなWindowsノートでの検証は別記事で行っています。

測定条件(正直に開示します)

速度の数字は測定条件で大きく変わるため、先に条件をすべて開示します。ここを隠した「◯倍速!」は当てになりません。

項目内容
機種Mac mini(M1・メモリ16GB・2020年発売)。あえて最安級のApple Silicon。M2/M3/M4世代ならこれより速くなります
音源連続発話の日本語音声 11.2分(672秒)。無音がほぼない=実際の会議より発話が詰まった、時間がかかりやすい条件
設定話者分離オフ / 言語=日本語を指定 / 各モデル2回実行し2回目を採用(初回はモデル最適化を含むため)
エンジンWhisperKit系(Apple Neural Engine最適化)。WhisperHUBのMac版と同じ構成

結果: モデル別の処理時間

11.2分の音源を処理し終えるまでの実時間です(2回目採用)。

モデル処理時間録音時間との比2時間の録音に換算
Tiny(最速・精度低)14秒約47分の1約2.5分
Small(中間)1分10秒約10分の1約12.5分
Large v3(高精度・推奨)1分38秒約7分の1約17.5分

※Large v3は初回のみモデル最適化が走り4分17秒かかりました。2回目以降は上記の速度で安定します(「初期化中…」で止まって見えても故障ではありません)。

5年前の最安級Macでも、高精度モデルは録音時間の約1/7で処理(11.2分音源の実測値)。 単純換算すれば2時間の会議で約17.5分——長時間音源では発熱などで変動しうる点は添えておきます。会議後にコーヒーを淹れて戻る頃には全文ができている、という速度感です。しかも処理はローカルで完結し、音声を外部サーバーへ送信しません。

「録音時間の◯分の1」で読む

処理時間は音源の長さにほぼ比例します。だから「録音時間の何分の1で終わるか」を覚えておけば、どんな長さでも掛け算で見積もれます。

どのモデルを選ぶか

自分の機種で見積もる方法

お使いのMacがM1でなくても大丈夫です。10分の録音を1本、実際に処理してみるのが一番確実です。

  1. 手持ちの録音から10分程度のものを選ぶ(なければ本番の録音でそのまま計ってもOK)。
  2. 普段使う予定のモデル・話者分離設定で文字起こしし、所要時間を計る。
  3. 「10分あたり◯分」がわかれば、2時間なら12倍。これで自分の機種の早見表ができます。

WhisperHUBの無料トライアルは登録不要で全機能が使えるので、この実測がそのまま購入判断の材料になります。速度が何で決まるのかの理屈は時間を決める4つの要素に、低スペックPCでの検証は低スペックWindows実測にまとめています。

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ローカル文字起こしでは、音声を外部サーバーへ送信しません。

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開発

WhisperHUB開発者「アップロードしない、無制限の文字起こし。」を個人開発しています。機密音声を扱う方が安心して使える道具を目指しています。開発機のM1 mini、5年目でもまだ主力です。

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