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解説

録音データと個人情報保護法 — 知っておきたい基礎知識

公開: 2026-07-19 ・ 更新: 2026-07-20 ・ 執筆: WhisperHUB開発者

業務で会話を録音して文字起こしする——このとき個人情報保護法とどう関わるのか。「録音は個人情報か」「外部サービスに渡すのは何にあたるか」という2つの基本を押さえるだけで、判断の見通しがよくなります。

録音と、個人情報保護法。知っておきたい基礎知識
本記事は法的助言ではありません。 一般的な制度の概説であり、個別の適法性判断は事案によります。実務の判断は個人情報保護委員会の公表資料・ガイドラインの原文と、必要に応じて専門家(弁護士等)への相談に基づいて行ってください。

Q1: 会話の録音は「個人情報」か

録音に特定の個人を識別できる情報(氏名の呼びかけ、本人の声、話される経歴・所属など)が含まれていれば、その録音データは個人情報に該当し得ます。会議・面談・取材の録音は、まず該当する前提で扱うのが安全です。事業者が業務で個人情報を扱う場合、利用目的の特定・安全管理措置・本人への配慮といった義務の枠組みに入ります。加えて、病歴などを含む音声は「要配慮個人情報」としてより厳格な扱いが求められます(医療分野は別記事)。

Q2: 文字起こしサービスに渡すのは何にあたるか

録音を外部のクラウド文字起こしに送る行為は、法的には多くの場合「個人データの取扱いの委託」または「第三者提供」のどちらかとして整理されます。

実務でやるべき3つのこと

  1. 録音時に目的を伝える。 「記録・議事録作成のために録音します」。利用目的の特定と本人への明示を、録音の冒頭一言で兼ねる習慣です。
  2. プライバシーポリシーと運用を一致させる。 自社の公表している利用目的・委託の記載と、実際の文字起こしフローが食い違っていないか点検します。
  3. 保管と削除のルールを決める。 安全管理措置の基本は「必要な期間だけ、守られた場所に」。録音・全文テキストの保存場所・アクセス権・削除期限を決めて文書化します。

ローカル処理が整理を単純にする理由

ローカル文字起こしでは、録音データが自社(自分)の管理するPCから外に出ません。つまり外部へのデータ移転に伴う論点(委託・第三者提供・越境移転)を大幅に減らせます。ゼロになるわけではありませんが、残る義務は自社内の安全管理(端末の暗号化・アクセス管理・削除運用)に集約され、考えるべきことが一段シンプルになります(仕組みの解説)。法対応の観点でも、「論点を減らす」ことは有効な戦略です。

論点を減らす、という選択肢

登録もカード入力もなく、ダウンロードした瞬間から試せます。外部提供の整理が不要な文字起こしを試してください。
ローカル文字起こしでは、音声を外部サーバーへ送信しません。

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開発

WhisperHUB開発者「アップロードしない、無制限の文字起こし。」を個人開発しています。機密音声を扱う方が安心して使える道具を目指しています。法律の話は「論点を減らす」視点で整理してみました。

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